こんにちは!管理人のTE-RUです。
14日、今作で集大成となるドラマ「遺留捜査」の放送が始まります。
テレビ朝日木曜8時のミステリー枠の閉幕により、第7シーズンを
迎える「遺留捜査」がフィナーレを飾ることになりました。
この時間帯のミステリー枠ファンにとって閉幕は残念でなりません。
「遺留捜査」ファンの方からすると、主題歌が小田和正さんに決まり、
やっぱりと思っている方が多いのではないでしょうか。
ですので、今回は集大成となるドラマ「遺留捜査」と主題歌の
小田和正さんの曲についてまとめてみたいと思います。
気になる方は、どうぞ最後までご覧くださいませ。
「遺留捜査」第7シーズン
1999年から、テレビ朝日の木曜8時の時間帯に放送されてきた数々の
名作ミステリーシリーズが、この7月をもって23年の歴史に幕を閉じる
ことになりました。これまでのシリーズ作はというと、下記になります。
- 『京都迷宮案内』
- 『科捜研の女』
- 『おみやさん』
- 『京都地検の女』
- 『その男、副署長』
- 『警視庁・捜査一課長』
この時間帯のこのミステリーシリーズファンにとっては、残念な気持ちで
いっぱいなのではないでしょうか。
その集大成として、シリーズ11年目、第7シーズンを迎えるドラマ
「遺留捜査」がフィナーレを飾ることになります。
この「遺留捜査」というドラマは、もちろん刑事ものなのですが、他の
刑事ドラマと大きく違っていたのは、被害者が残した遺留品から真実を
見つけ出すというところだと思います。これまでにはなかった捜査目線を
描いた刑事ドラマという点が私はとても好きで、ほぼ全シーズン観てます。
また、主人公・糸村聡のあの独特なキャラクターというのも人気の理由の
一つなのではないかと思います。
その糸村聡を演じてきた上川隆也(かみかわたかや)さんにとっても愛着の
ある役となったようです。
「どこか不思議な雰囲気やつかみどころのない行動を含めて、他に類を見ないキャラクター。僕のキャリアの中で最も長く演じさせていただいている役でもあり、他にはない距離を感じる人物です」
引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/iryu_2022
今回の第7シーズンでの、空気を読まない不思議キャラとマイペースな糸村の
遺留捜査をお見逃しなく!
そして、毎度お馴染みのシーンも忘れてはならないですね。
そのシーンというのが、糸村と腐れ縁の科学捜査研究所係官の村木繁(むらきしげる)
とのやり取りのシーンです。研究所の仕事は多忙を極めており、急な仕事を
入れる余裕などないほど時間に追われています。ですが、そんなことはお構いなしで
糸村は村木さんに鑑定の依頼をしにやってくるのです。そして結局毎回、糸村の
鑑定依頼を引き受けてしまうのです。そんな2人のやり取りのシーンには、
クスッと笑ってしまいます。今作でも、きっとこの2人のやり取りに笑ってしまう
ことでしょう。
さらに見逃せないのは、何といってもラストのシーンです。
「僕に3分だけ時間をください」そう言って、糸村が遺留品から汲み取った
被害者の最期の想いを伝えるシーンは、感動します。
「遺留捜査」観たことがない方は、この第7シーズン是非ご覧になってみて
ください。
主題歌の小田和正さんの曲について
「遺留捜査」の主題歌といえば、やっぱり小田和正さんの曲なんです。
何故やっぱりと思うかと言いますと、今作だけに限らずほとんどのシーズンで
主題歌は小田和正さんの曲だったからです。
そして、集大成となる今作では、なんと、歴代の小田和正さんの主題歌3曲が
起用されることになりました。ですから、3曲のうちどの楽曲が使われるかは
毎週の放送を観ないと分からないのです。集大成らしいですよね!
では、ここからは小田和正さんの主題歌3曲をご紹介していきたいと思います。
やさしい風が吹いたなら
- 2013年4月放送の「遺留捜査」第3シーズン
- 2018年7月放送の「遺留捜査」第5シーズン
- 2022年7月放送の「遺留捜査」第7シーズン
上記の放送時の主題歌は「やさしい風が吹いたら」でした。
出だしの
「今はもう かなわぬこと 思い出の中でしか 会えない あの人」
この歌詞から、失った大事な人のことを思い出しているという感情が伝わって
くる曲だと思います。続く途中の歌詞からもそれを感じられて聴いているだけで
涙が溢れてきます。きっと、忘れることが出来なくてその思い出と一緒に、
その時のまま立ち止まっているのだと思うのですが、もう前に歩き始めて
いいんだよと背中を押してくれている、そんなメッセージを感じます。
それは、最後の歌詞で分かるかと思います。
「やさしい風が 吹いてきたら 歩き始める それを 君も待っているはず」
小さな風景
- 2017年7月放送の「遺留捜査」第4シーズン
- 2018年7月放送の「遺留捜査」第5シーズン
- 2022年7月放送の「遺留捜査」第7シーズン
上記の放送時の主題歌は「小さな風景」でした。
出だしの
「なん度も 二人で 歩いた 道なのに 見過ごしていた この小さな風景
どうして ずっと 気づかなかったんだろう」
この歌詞から、遠く離れている大事な人のことを思い出しているという
感情が伝わってくる曲だと思います。きっと、大事な人と一緒に過ごして
いたのに二人が見ていた景色は同じではなかったのだと、遠くに離れて
やっとそのことに気がついたという想いを感じます。
それは、最後の歌詞で分かるかと思います。
「きっと僕は 君の心の 小さな風景に 気づかなかったんだ」
風を待って
- 2021年1月放送の「遺留捜査」第6シーズン
- 2022年7月放送の「遺留捜査」第7シーズン
上記の放送時の主題歌は「風を待って」でした。
出だしの
「ずっと 待っていた 風が 今 吹いた まるで やさしい声で
話しかけるように 吹いた」
この歌詞から、何も出来ない自分でも大丈夫だよという感情が
伝わってくる曲だと思います。きっと、今は何もなくても今自分に
見えているものを大事にしていれば、いつか自分に風が吹いた時、
大事な何かを見つけられるはずというメッセージを感じます。
それは、最後の歌詞で分かるかと思います。
「ここで 見つけたもの 皆のあの笑顔 いちばん好きな場所 そして
誰より大切な人 It’s going to be all right」大丈夫だよ!
まとめ
集大成となるドラマ「遺留捜査」第7シーズンでも、相変わらずマイペースな
主人公と、それに振り回される仲間たちとの変わらない関係性は今作でも健在だと
思いますので、最終回まで見届けたいなと思いました。
そして、小田和正さんの3曲の主題歌も聞き逃せないと思います。本当に3曲とも
いい曲です。聴いてみてください。どの曲が流れてもきっと感動のラストに
なることでしょう。最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。
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