長坂真護のガーナでの実績が凄い!廃棄物アートに世界が注目!【スッキリ】

こんにちは!管理人のTE-RUです。

朝の情報番組【スッキリ】BUZZ-Pで、長坂真護(ながさかまご)さんが紹介されました。長坂真護さんは、ガーナの廃棄物を使用したアートを制作され今世界から注目を集めています。長坂真護さんのガーナへの想いや今後の夢など、話してくださっていたのでご紹介します!

是非、最後までご覧くださいませ。

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長坂真護さんのガーナでの実績が凄い!【スッキリ】

現在38歳の長坂真護(ながさかまご)さん、名前は本名で真実を護るという意味で母親が名付けてくれたそうです。そんな長坂真護さんが、ガーナへの想いを話してくださいました。

21歳の時、東京に行きたくてアパレル系の専門学校を卒業されています。しかし、卒業後アパレル関係の会社ではなく、学校から近かったという歌舞伎町のホストクラブでホストとして1年半ほど働いていたそうです。そこで3000万円貯めたから社長をやろうと、アパレル会社を起業しました。ところが、気が付いたら1年で3000万円を使い果たし、不渡りを起こしてしまい1000万円の負債を抱えて倒産してしまったそうです。

その時というのは、お金や色んな欲という物が手のひらからスルスルと零れ落ちていく感じだったそうです。

最後にね、1個だけ、本当に1個だけピカッと光ったものがあって。それは、昔から絵を描くこと。

引用元:スッキリ長坂真護さんコメント

25歳で路上アーテイストとして活動を始められ、新たな作品のアイデアを探すためニューヨークやパリなど16か国と地域を旅しながら絵を描いて周るようになっていました。その時の作品が下記Twitterの投稿にありました。今回の展示会に展示されていたようです。

そんな路上アーテイスト時代の収入源はというと、電化製品を転売して生活していたのだそう。そんなある日、雑誌でガーナの現状を知ったのでした。

もともとそのアグボグブロシーっていうのが、家電を燃やして中の金属を取り出して生計を立ててるガスマスクも買えない。みんな気管の病気、肺の病気になっちゃたりとか。
僕が買い付けして右から左に売って楽して儲けた家電が、ガーナで人の命を縮めているっていうニュースを見て、え?って思ったんすよ!これは自分の目で確かめたい。だから初めてお金のため、バイヤーのために行かなかった国です。ガーナが。

引用元:スッキリ長坂真護さんコメント

そしてついに、アフリカのガーナの首都アラク近郊にあるスラム街といわれるアグボグブロシーを訪問しました。

アグボグブロシー(Agbogbloshie)
ガーナの首都・アクラの近くにあるオダウ川のコーレラグーンのほとりにある約8万人が暮らしている世界最大の電子機器廃棄物処理場

そういった想いから、廃棄物アートの制作を始めることになりました。ガーナのために作品を作り、売り上げの5%だけを自分の収入にすると決められているそうです。

そして、2018年にその売り上げを使いガーナの子どもたちが無料で使える学校を設立されました。さらには、2021年には現地に環境を配慮したプラスチックのリサイクル工場を建設し、新たな雇用を生み出しています。

最後に長坂真護(ながさかまご)さんの夢を語っていましたので、ご紹介します!

僕はね、2030年までに100億円規模のギガファクトリーを彼らにプレゼントすることが最終目標!そこで農業、サステナブルなバイクで農業で収穫したものを運んだり、そのバイクを組み立てる場所があって。ごみを掃除したり、リサイクルする工場があったり。そういうスマートシティーを造りたい。その土地をキャンバスとして美術で美しい世界を作ってみたい!

引用元:スッキリ長坂真護さんコメント
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長坂真護さんの廃棄物アートに世界が注目!【スッキリ】

長坂真護さんの作品には、ゲームのコントローラーやリモコン、昔は日本でも人気だったPHS、ガラケー、PC用キーボード、アイロンなど廃棄された電子機器が使われています。

先進国(電子機器)がアフリカ、ガーナのアグボグブロシーというスラムに不法投棄をされている事実があって、その中に今も輝く純真な子どもたちの笑顔、瞳っていうものを描きたくて。

引用元:スッキリ長坂真護さんコメント

アトリエには、ガーナのスラム街アグボグブロシーから、年間約1トンもの廃棄物が届けられるそうで、それらを使った絵画や立体作品など年間約500作品~約1000作品ほど制作されているのだとか。

また、作品の売り上げの95%はガーナに寄付されています。上記の作品は、1500万円で売れたそうです。昨年は、8億円くらい売れたそうです。

なんか石川五右衛門って、お金持ちの親からお金盗んで庶民に配ってたみたいな。あれやりたいなと思って。

引用元:スッキリ長坂真護さんコメント

長坂真護さんは、それらの廃棄物からイメージを膨らませていて例えば、アイロンだったら恐竜の足に見えたり、家の固定電話だったら顔に見えるそうです。作品のアイデアが枯渇することはないの?とよく聞かれるそうですが、

何も考えてないんで枯渇しないです。何も考えなければさ、枯渇するわけないよね。考えるから枯渇するんでしょ!

スッキリ長坂真護さんコメント

自身のギャラリーは、日本だけに留まらずニューヨーク、パリ、香港など世界の11か所に展開しています。2017年には、アメリカオスカー賞授賞式の前夜祭でライブペインティングを披露されました。

これらの長坂真護さんのガーナでの活動や、廃棄物アートの凄さが海外のエミー賞受賞監督の目に留まり、2019年にドキュメンタリー映画が製作されました。

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長坂真護のガーナでの実績が凄い!廃棄物アートに世界が注目!【スッキリ】まとめ

ご自分がガーナの人達の命を縮めるようなことをしていたことに気が付き、現地に出向きガーナの人達のためにと、学校やリサイクル工場を建設されたり、とてもとても簡単に出来ることじゃないので、今回この特集で、何も知らなかったアグボグブロシーの現状と長坂真護さんの活動を知る事できて良かったです。こういった特集を放送したり記事にしたりして、少しでも多くの方に知ってもらいたいと思いました。最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

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